スケボーキッズのプレイグラウンド “CHEES(チース)”

新横浜公園スケボー広場。日産スタジアムのある新横浜エリアで最大のスケートボードパークで開催される「初心者向けのプレイグラウンド」が「CHEES(チース)」。プレイグラウンドとは、いわゆるスクールでありながらも、先生と生徒という固定した関係ではなく、あくまで遊びの先輩「プレーヤー」についていく(フォローする)ことで、自分なりの遊び方を学んでいく場所、という意味を込めたもの。

子供達はどんな顔で遊びの先輩や仲間と触れ合っているのだろうか。CHEES代表の北島 宗和(Munekazu Kitajima)氏にお話を伺った。

ボランティアから還元できる場所へ

MAG-NET このプレイグラウンドの成り立ちは?

北島 もともと僕は横浜が地元で、BPトレーディングという会社がやっているお店でライダー兼アルバイトをしながらスケートボードにのめり込んで行きました。スケートを通していろんな人との出会いもあったし、自分の成長があったというのは感じていて、スケートパークができる流れがあり、ボランティアでスケボー教室を始めたのがきっかけです。

それが2006年のことで、昨年10年を迎えました。気がつけば当時小学生だった子が、今じゃシーンを引っ張る立場になったり、大会で優勝したりと活躍してくれて、彼らもチースを通して還元したいと言ってくれるようになったんです。スケートボードが世界的にスポーツとして認められるタイミングということもあり、フォロワー(生徒)の数も増えてきたし、ボランティアではなくもっと地元やスケートボードを含めたスポーツ業界に還元したいという思いで、2017年に法人化することになりました。

学校では教えないことを学ぶ場所

MAG-NET CHEESを一言で言うと?

北島 「世界が広がる共通言語に触れる場所」かな?スケートって、できる、できない、良い、悪い、みたいな明確な基準ってあまり意味がなくて、もっとスタイルとかクリエイティブ精神みたいなものを養えるツールなんです。ダンスとかもそうなんだけど、なにかの技ができたから終わりとかではなくて、面白がっている人の周りに自然と人が集まってくる。だから、子供でもスタイルのある子はかっこいいし、国とか年齢とか性別とかも関係なく、スケートのスタイルで分かり合える部分があるんだと思います。なので、スクール形式ではありますが、先生と生徒というヒエラルキーをなくし、勝ち負けや順位のない表現の世界に触れてもらえたら嬉しいです。

逆に、僕らもどうしてもゆるい雰囲気を出してしまうらしく、親御さんからみたら「子供を預けて大丈夫かしら?」と心配されることもあるのですが、そこらへんは逆にきっちり仕込まれていますので、ご安心ください(笑)。スケートはすごくメンタル面も鍛えられるし、仲間の応援とかも影響するので、なによりも積極的に「やりたい!」と思う気持ちが一番大事なんです。CHEESが初心者専門に教えているのも、その子供達のやりたいという気持ちの入り口を作りたいから。なかなか自分たちではどう教えたら良いかわからない親御さんも、安心して遊びに来てみてください。子供の顔つきが変わっていくのに驚くと思いますよ。

自身もWEBクリエイターとして活躍する北島氏は、「スケートほどクリエイティブな遊びはないと思う」と語るほど、CHEESの活動に情熱を傾ける。新しい技に挑戦する想像力やウィールが路面を滑る心地よい感触など、学校や家庭だけでは教えられないことに触れることで、仲間とコミュニケーションを取れるようになる場所。CHEESではボードやプロテクターのレンタルも出来るので、子供がスケートボードをやりたがって困っているご家族は、みんなで一度足を運んでみてはどうだろうか。

次回は2017年4月30日(日)の予定。
詳しくは以下にて随時情報を更新中。

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